お腹のなかの赤ちゃんが
自分の身を守り生き残るための反射です。
お母さんの心理的ストレスや、肉体的ストレス、衝撃、添加物など、さまざまな環境のストレスを受けたときに、赤ちゃんはキュッと背面を固めることで外界のストレスから身を守っています。
この反射があるからこそ
赤ちゃんは無事に生まれてくることができるのですね。
一方で、生後も「固めて守る」反射をつよく保持していると、“引っ込み思案、不安感がつよい、新しい環境への恐れ”などの姿としてあらわれることがあります。
「固まる」というのは、言葉少なに臆病になる場合だけではなく、“その子にとっての不安”を感じたときに、泣きわめいたり、大声で叫んだりして、なかなか気分が切りかえられずに「固まって動かなくなる」姿としてあらわれることもあります。
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恐怖麻痺反射の保持によって、以下のような傾向があらわれる可能性があります。参考にしてみてくださいね。
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✔︎ちょっとしたことに怯えたり、不安感がつよい
✔︎ストレスがかかると息を止めたり呼吸が不安定
✔︎初めての環境や状況の変化を過度に恐れる
✔︎落ち込みやすかったり、被害的思考がつよい
✔︎自己否定がつよい
✔︎場面緘黙など、ストレス状況下で固まる
✔︎ストレスへの耐性が低い
✔︎勝ち負けなどの優越がでるような活動を拒む
✔︎身近な人との信頼関係、愛着形成を築きにくい
✔︎肌・音・においなどへの感覚過敏や、視機能(見る力)の未熟さ